「どっちがいいか調べれば調べるほど、違いがわからなくなる…」
そんな方のために、手数料・ポイント還元・使いやすさ、そして2026年現在のトレンドを盛り込んで、結論を導き出します。
1. 手数料比較:どちらも「売買手数料ゼロ」が当たり前に
まず、投資をする上で最も重要な「コスト」について。2026年現在、両社とも国内株式の売買手数料は無料(※所定のコース選択が必要)となっており、手数料で差がつくことはほとんどありません。
- SBI証券(ゼロ革命):売買手数料0円。
- 楽天証券(ゼロコース):売買手数料0円。
新NISAの「つみたて投資枠」で購入する投資信託も、両社ともに購入時手数料は無料です。つまり、コスト面では「引き分け」。どちらを選んでも、無駄な手数料を払う心配はありません。
2. クレカ積立のポイント還元:2026年の勢力図
新NISAで毎月コツコツ積み立てる際、最も差が出るのが「クレジットカード決済(クレカ積立)」によるポイント還元です。
SBI証券:高還元だが「条件」がシビアに
SBI証券は主に「三井住友カード」での積立になります。
- 還元率:最大3.0%(プラチナプリファード等)〜0.5%。
- 2026年の特徴:以前に比べ、高還元を受けるための「年間利用額(100万円修行など)」の条件が厳格化されました。カードをメインで使い倒す「ポイ活上級者」には依然として最強ですが、放置で稼ぎたい初心者には少しハードルが高めです。
楽天証券:シンプルで手堅い
楽天証券は「楽天カード」での積立です。
- 還元率:0.5%〜1.0%(年会費無料カードでも0.5%)。
- 2026年の特徴:条件がシンプルで分かりやすいのが魅力。楽天キャッシュ(電子マネー)との併用で、月10万円までの積立に対しても効率よくポイントが付与されます。
メインカードとして年間100万円以上使うなら SBI証券。
面倒な計算抜きに、必ずポイントをもらいたいなら 楽天証券 がおすすめです。
3. アプリとサイトの「使いやすさ」を比較
投資初心者にとって、操作画面が「難しい」と感じることは挫折の大きな原因になります。
楽天証券:スマホアプリの王様
楽天証券のアプリ「iSPEED」や、新NISA専用のUIは、直感的で非常に見やすいと評判です。「楽天市場」を使っている感覚で投資ができるため、初心者でも迷うことがありません。
SBI証券:多機能ゆえの「玄人感」
SBI証券は、かつては「画面が古くて使いにくい」と言われてきましたが、2026年現在は新NISA専用アプリ「SBI証券 かんたん積立」の導入により、大幅に改善されました。ただ、PC版のサイトなどは依然として情報量が多く、少し「プロ向け」の雰囲気が残っています。
4. 銀行連携の「金利」メリット
証券口座とセットで銀行口座を開設する「銀証連携」も無視できません。
- SBI証券 × 住信SBIネット銀行(またはSBI新生銀行):SBI新生銀行との連携「SBIコネクト」では、普通預金金利が非常に優遇されるキャンペーンが常態化しており、2026年時点でも年0.3%〜0.5%程度を狙える高い水準です。
- 楽天証券 × 楽天銀行:「マネーブリッジ」設定で金利が上がりますが、預金残高300万円を超えた分は金利が下がる仕組みがあります。
「余ったお金を置いておく場所」としての利回りなら、**SBI証券(SBI新生銀行)**に軍配が上がります。
5. 取り扱い商品のラインナップ
新NISAで人気の「オルカン(全世界株式)」や「S&P500」などはどちらでも買えますが、細かい部分で差があります。
- SBI証券:IPO(新規上場株)の取り扱い数が圧倒的No.1。将来的に株の短期売買もしてみたい、レアな外国株に投資したいならこちら。
- 楽天証券:金(ゴールド)の投資信託や、ポイントで株が買える「ポイント投資」の対象が広く、少額から遊び感覚で始めやすい。
【最終結論】あなたはどっちを選ぶべき?
SBI証券がおすすめなのはこんな人!
- 三井住友カードをメインで使い、年間100万円以上の利用がある
- 銀行預金の金利も少しでも高くしたい
- 将来的にIPOや、米国以外の外国株などマニアックな投資もしてみたい
- Vポイント、dポイント、Pontaポイントなどを貯めている
楽天証券がおすすめなのはこんな人!
- すでに楽天カードや楽天市場をよく使っている「楽天経済圏」の住人
- とにかく「見やすさ」「操作の簡単さ」を最優先したい
- 複雑なポイント進呈条件を考えるのが面倒
- 楽天ポイントを使って、現金を使わずに投資を試してみたい
まとめ:迷ったら「直感」で決めてもOK!
ここまで比較してきましたが、実はSBI証券と楽天証券は**「どちらを選んでも大正解」**と言えるほど、どちらも優秀です。2026年現在、両社の競争によってサービスレベルは限界まで高まっており、選んだ後に「致命的な損をする」ことはありません。
一番の損失は、**「どっちにしようか迷って、投資を始めない期間が長引くこと」**です。
まずは、自分のスマホに入っているポイントアプリを見て、親しみがある方を選んでみてください。その一歩が、20年後の大きな資産へと繋がります。